お客様の声
葬儀(一般葬)
思い出の車
津島市 女性
亡くなった主人は仕事が好きな人で、まだ50代後半だったこともあり、病気を治して必ず仕事に復帰すると、会社を退職はせず休職にしてもらっていました。 同僚の方にもお見舞いに来ていただき、周囲のあたたかい励ましを受けながら、がんばって病気と闘っていましたが、残念ながら帰らぬ人となってしまいました。葬儀には親族だけでなく、同僚の方々、主人が勤めていた会社の社長さんも参列して下さいました。社長さんにお礼を言うと、「実は、今日は亡くなった彼がいつも乗っていた社用車に乗ってきたんですよ」と停めてあった1台の車を指差し、「斎場から火葬場へ向かうときに、この車で霊柩車を先導します」と言われるではありませんか。 話を聞くと、斎場スタッフの方が、主人が亡くなるまでのいきさつから、主人が勤めていた会社に掛け合って下さり、社長さんもそれならばと、主人が乗っていた車を用意して下さったとのことでした。そんな、素敵なサプライズに、私たち家族だけでなく、同僚の方々をはじめ、参列して下さった皆様が喜びました。斎場から火葬場へ向かう道のり、霊柩車から見えた車は、まるで、主人が運転しているような気がしました。仕事に復帰することはかないませんでしたが、最後に、いつも仕事で乗っていた思い出の車で、主人を送る事ができてよかったです。