絆ブログ

イベント 2016年02月23日(火)

卒業制作発表会

開催地:

神奈川県にある日本ヒューマンセレモニー専門学校に行ってきました。
こちらの専門学校は日本でも数少ない葬祭ディレクターやエンバーマーなど人生最期のセレモニーを支える人材を育成する専門学校です。

今春、この専門学校のフューネラル学課を卒業する生徒さんが平安会館に入社されます。

今回は2年間勉強された集大成の卒業制作発表会を見学させていただきました。

卒業生23名が自分自身にとって大切な人のご葬儀を「世界にひとつだけのエンディングプラン」と銘打ち故人様やご遺族の方に喜ばれる作品になるよう、それぞれの想いをもって趣向を凝らした作品(4チーム)を発表されました。

4チームの作品は・・・

「来世に繋ぐおばあちゃんの思い出 ~お花と野菜と時々着物~」
おばあちゃんの大切にしている畑の雰囲気を実際に再現、農作業の道具や本物の土を使ってリアルな畑をイメージして制作されています。

おばあちゃんが心配しないで天国に行ってほしいと思い長年耕した畑を喪主様に継承し作物の収穫と鍬入れの儀式を行ないました。また踊りの教え子たちが上手に踊れるから安心してと棺の周りを盆踊りの音楽と共に踊り披露しました。

「大好きな山野草に囲まれて ~紀伊山地にかえる~」
おじいちゃんの故郷であり大好きだった紀伊山地の山の中をイメージし再現、焼香や祭壇に工夫を凝らし親しかった人々とのお別れをイメージした作品です。


焼香用の抹香は紀伊山地で有名なスギ・ヒノキ・ケヤキの木をチップにして焼香し良い香りが漂っていました。

「青い森のメッセージ ~一緒に過ごした大好きな故郷」
おじいちゃんの地元青森県で大切に育てたリンゴとねぶた祭りの雰囲気を再現し楽しく送りたい思いが伝わる作品です。

通夜食はねぶた祭りの屋台を再現したお食事です。

「益ノ富士 最後の相撲 ~汗を流した稽古場~」
力士のことを知らない人でも分かっていただけるように土俵を作り相撲の世界のしきたりを用い再現されています。

どの作品も斬新で2年間の学校生活で学んだ葬儀知識や卒業生23人それぞれの持っている柔軟な発想力がとても生きていました。突然の訃報では、なかなかここまでの祭壇は組めませんが、事前にご相談いただくことで故人様への想いをカタチにすることができます。
大切な方の最期のご葬儀を自分たちの手でお手伝いしたい、お役に立ちたいという想いをいっぱい抱いて入社してきます。
素敵な葬祭ディレクターを目指し、日々私たちも応援しています。

 

突然の訃報・・・故人様の想いをカタチにするにはとても時間がありません。
いつか迎える終焉のために少しずつ事前相談を行なうことでオリジナルのご葬儀を行なうことが出来ます。

私らしいご葬儀の準備、始めてみませんか?

プチ事前相談受付中♪

フューネラル事業部 日下部 夏子

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