絆ブログ

お通夜・ご葬儀の様子 2024年06月24日(月)

温かいお見送りの時を…【布袋斎場にて】

開催地:平安会館 布袋斎場

いつも平安会館スタッフ 絆ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

季節は初夏へと向かっていることが、何気ない日常の中でもあちらこちらで感じられるようになりました。
ふとした景色や家族や周囲の人たちとの会話をきっかけに、想いを巡らせてみたり、
振り返ってみたりする時間を持てることに、自然への感謝の気持ちが湧いてくることもあります。

皆さまもそうした時をお過ごしされたことはありませんか。

そして、大切なご家族を亡くされた時などは特別に色々な想いを巡らせることと思います。
もちろん、突然のことでなかなか振り返ること自体が難しいといったこともあるかと思います。

そんな中、大切な方を見送るカタチとして、
何が正しいのだろうか…、どうすることが最善なのか…と
非常にお悩みになられる方も多いのではないでしょうか。

先日、葬家様の『家族葬』へのカタチや想いがしっかりと反映されたとても温かなお見送りをお手伝いさせていただきました。

『家族葬』は決して一つのカタチではなく、それぞれご遺族皆さまの思いをでき得る限り反映し、
ご選択いただく際にはご遺族の皆さま方により多くの選択肢があるというカタチが
『家族葬』なのではと感じたお式でございましたので、
『家族葬』へのお悩みなどある皆様方に大変ご参考にしていただけるかと思いますので、
平安会館スタッフ絆ブログにてご紹介をさせていただきます。

 
優しい色合いの花々やご家族様やお孫様からの枕花と共に式場内が柔らかな雰囲気に包まれました。
ご導師様によるお勤めにて式は粛々と進んでまいります。

『家族葬』で近しい方々で温かく、静かに見送りたいとの想いをお伺いさせていただけましたので、
皆さまにお掛けいただくお席も「家族の和」を感じながらお過ごしいただきたく、円を描くようなお席の配置を
ご提案させていただきました。
 
お式の最後には喪主様よりご挨拶にて、在りし日の故人様との思い出や故人様への思いをお聞かせいただき
その後のお別れのお時間の際には大変温かなお時間をお過ごしいただくことができたと感じております。

また、故人様はミシンなどの洋裁がお得意で、ご自身のお洋服を仕立てたり、
家庭菜園を楽しまれていたと伺いました。
食卓にあがるお野菜などは故人様が手塩にかけて育てていたお野菜が並んでいたと伺い、
私からは夏野菜や、畑仕事に使われた道具、そしてミシンを折り紙にて作製し
皆様方が心を込めて折られた鶴やの折り紙や思い出の写真と共にご一緒にお供えさせていただきました。
 
お式当日、故人様をお偲びいただきながら召し上がっていただきました出立ちも故人様に皆さま方にてお別れの際に
お手向けいただきました。
ご遺族・ご家族様におかれましては、二日間大変お疲れ様でございました。
まだまだお疲れの出るところではあるかと思いますが、どうかご自愛くださいませ。

お疲れの最中でもお写真をお撮りいただきましたこと、またお手伝いさせていただきましたご縁に
心から感謝申し上げます。
 
平安会館 布袋斎場 佐藤

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