絆ブログ

お通夜・ご葬儀の様子 2020年05月24日(日)

いっぱい愛してくれてありがとう

開催地:

八十八夜を過ぎ、いよいよ夏が近づいてまいりました。

 

平安会館の高橋でございます。

 

先日、一宮中央斎場にてお手伝いさせていただいたお式をご紹介いたします。

 

 

 

 

今回は家族葬ということで、親族控室のすぐ隣のお部屋に祭壇を設置いたしました。

 

写真には写っていませんが、お部屋の後方にもお供えのお花や果物がたくさん並んでいます。

 

 

お柩の上に乗っているのは、枕を模した『フラワーピロー』です。

ピローには皆様からのメッセージカードを添えて、天国への旅路のお供としていただきました。

 

 

 

ご葬儀は4月に行われましたので、喪主様が「春になると思い出すね」と零された一言から、ご遺影の背景には春らしい桜の木をお選びいただきました。

 

お写真で見ても、優しげで非常に美人なお母様。

娘様ともよく似ていらっしゃいました。

 

 

 

お式の様子です。

 

控室をそのまま式場にした、ご家族様だけのあたたかい空間の中でのお式でございました。

 

 

お供え物の台は、ご家族の皆様が折ってくださったカラフルな鶴の色彩であふれました。

 

このほかにも、亡くなる前に故人様が食べたがっていたというちらし寿司をお供えいただき、「向こうでお腹いっぱい食べてね」とのお言葉と共に、お手元近くにおさめていただきました。

 

 

 

お別れの様子です。

 

 

お柩の中は、お供えいただいたお花や折り鶴、ちらし寿司などでとても華やかになりました。

 

普段はなかなか感謝の気持ちを伝える機会も少ない、という方も多くみえると思います。

 

最後だからこそ後悔のないようにと、感謝の気持ちだけでなく、労りや謝りたかったこと、思い出話など、皆様のお気持ちをたくさんお伝えいただきました。

 

 

ご家族の皆様が故人様を心から愛し、また故人様も皆様のことを大切に想っていた様子が、私共にまで伝わってくるようなお式でございました。

 

 

 

この度は大変お疲れ様でございました。

 

ご葬儀という場ではございましたが、大切な方のお式をお手伝いさせていただいたご縁に心より感謝申し上げます。

 

季節の変わり目でございますので、なにとぞお身体おいといくださいませ。

 

 

 

平安会館 一宮中央斎場 髙橋晴香

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