絆ブログ

お通夜・ご葬儀の様子 2020年04月15日(水)

綺麗な花がよく似合う方でした

開催地:

うららかな春の日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。

平安会館の高橋でございます。

先日、岩倉斎場にてお手伝いさせていただいたお式をご紹介いたします。

 

祭壇のお写真です。

女性らしいピンク色のお花がたくさんあしらわれ、とても華やかな印象になりました。

 

祭壇をご覧になった喪主様方からは「とても立派になった」とお言葉をいただき、中央でほほ笑む故人様も穏やかな表情をしてみえました。

 

 

 

入口近くには、喪主様がお持ちくださった故人様のお写真をお飾りいたしました。

 

非常に穏やかで優しい性格だったという故人様。

懐かしいお写真に皆様足を止めてくださり、お参りにみえたご親族様方からは、「おばさんには何でも話せた」「面倒見が良くて、とてもお世話になった」と、別れを惜しむ声が多く聞かれました。

 

 

 

 

 

式中の様子です。

 

故人様と、故人様を見送る方々は、お気持ちだけでなくご焼香いただくことで生まれる香りでも結ばれると言われます。

喪主様、息子様方をはじめ、ご親族の皆様から心のこもったご焼香をいただきました。

 

 

 

 

 

ご葬儀日の朝、ご親族様方と同じ出立ちのお食事を、故人様の分もご用意いただきました。

 

亡くなるまでお好きなものもなかなか食べることができなかったというご親族様のお声を耳にすることが多くあります。

 

最後に皆様と同じお食事をお供えし、向かう先でゆっくり召し上がってくださいという想いと一緒に、お柩へ手向けていただきました。

 

 

 

 

お別れの様子です。

 

お供えいただいたお花やお食事、お好きだったというビールなどでお棺の中をいっぱいにしていただきました。

皆様のお気持ちもきっと、故人様に届いていることと思います。

 

 

 

偶然にも、お通夜日は一年で最も月が大きく見えるスーパームーンの日でした。

 

またご葬儀日の朝には、岩倉斎場の近くを流れる五条川の桜が満開を迎え、春の暖かな風に見送られてのご出棺となりました。

最後のお別れはどなたにとってもつらく寂しいことですが、「満足のいく形で送り出せてよかった」というお気持ちが、悲しみを思い出に変えてくれることを願っています。

 

 

この度は大変お疲れ様でございました。

 

葬儀という場ではございましたが、大切な方のお式をお手伝いさせていただいたご縁に心より感謝申し上げます。

 

時節柄、ご自愛専一にてお願い申し上げます。

 

 

平安会館 岩倉斎場 高橋晴香

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