絆ブログ

お通夜・ご葬儀の様子 2017年10月16日(月)

お花に囲まれて…

開催地:

平安会館の寺澤と申します。

先日、大口斎場にてお手伝いをさせていただきました。そのお式の様子をご紹介させていただきます。

祭壇のお写真です。お花がお好きでいらした故人様。季節のお花が咲くと、ご両親と一緒に出掛けられ、カメラにお気に入りの一枚を収めていたそうです。

祭壇はお好きだったピンクと黄色を基調としたお花の祭壇となりました。

 

沢山の花々に囲まれたご遺影写真は、まるで故人様がお花畑にいらっしゃるようです。

受付でお渡しした会葬礼状は、故人様の人柄や、闘病中の故人様を支える家族の絆が記されているオリジナルのお礼状となっております。ご家族様より「本当にこの通り、私たちの気持ちや言いたいことがそのまま書かれている。」とお言葉をいただきました。

 

ご趣味で、ビーズアクセサリーを作るのがお好きだった故人様。ご両親より、故人様の作品をたくさんお持ちいただきました。

やさしいお気持ちの込められた、とても可愛らしいビーズ作品です。

会館に思い出の写真と共に故人様が作られた作品をお飾りしました。

「皆さんに娘が作った作品を持って行ってもらいたい。」というご両親のご希望で、『皆さまご自由にお持ちください』と参列の方にご案内をしました。

 

ご参列にみえた大勢の方達が故人様をお偲びながら、思い出の写真をご覧になり、作品をお手に取ってらっしゃいました。

飾りの容器に入りきらないくらい沢山の腕輪やストラップをご用意いただきましたが、お通夜・ご葬儀が終わる頃には殆ど残っていませんでした。

作られた作品は、多くの方のもとに渡り、故人様の人柄や思い出は、いつまでも縁の皆さまの心のなかで生き続けることでございましょう。

ご両親より、私共 会館のスタッフにも故人様の作られた腕輪をいただきました。大変うれしく思っております。大切にさせていただきます。

喪主を努められた故人様のお父様、ならびにお母様におかれましては、いつもどこへ行く時も一緒だった最愛の娘様を亡くされたお悲しみや、24時間付きっきりで看病をされていたという看病疲れもあるにも関わらず、お帰りの際には「本当にありがとう。この会館で葬儀を行ってよかった。」というありがたいお言葉をいただきました。頂戴した腕輪と、優しいお言葉を胸に今後も励んでまいります。

故人様、かの地でも安らかに憩われますようにお念じ申しあげます。

この度は大変お疲れ様でございました。お力落としのございませんよう。

 

平安会館大口斎場 寺澤美穂

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